皆さんは調べものをどのようにしているでしょうか。
本を読む?ググる?それともChatGPTなどのAIに教えてもらう?
本を読んで知りたい情報を得るにはかなりの時間がかかるし、ググってもなかなか出てこない、ChatGPTでは情報の正確さが少し不安など色々あると思います。
そこでWeb検索とChatGPTなどの良いとこ取りをした、巷で話題のPerplexity AIをご紹介したいと思います。
Perplexity AIとは?
Perplexity AIはWeb検索と言語モデルを組み合わせたサービスです。
ChatGPTなどと同じように検索ボックスから質問すると、AIが最新のWeb情報を取得し回答してくれるようになっています。
Google AIで活動していた個人のチームによって開発されたAIのようです。
Perplexity AIの特徴
様々な言語に対応
Perplexity AIの公式サイトでは基本的に英語で表記されていますが、Perplexity AIでは日本語を含む様々な言語に対応しています。
最新のWeb検索結果を表示
Perplexity AIは検索を実行すると関連する最新のウェブ情報を見つけ、関連する記事や動画などを表示してくれます。
Web検索と対話型AIの統合
Perplexity AIは、ChatGPTや、Claude3.5 Soonetなどの言語モデルとBing検索エンジンを活用しています。
これによりChatGPTなどの学習データによる回答と、検索結果を元にした回答を同時に参照することができるため信憑性のある回答結果ができます。
ログイン不要
Perplexity AIにアクセスするだけで利用が可能となっています。
また、無料アカウントと有料アカウントで出来ることは限られますが、調べもの程度の活用であれば無料アカウントで問題なく利用することが可能です。
スマホからの利用が可能
ChatGPTもスマホから利用可能となっていますが、Perplexity AIもスマホから利用可能です。
そのため、職場など外出先でも問題なく利用可能となっています。
実際に使ってみる
トップページ
これから流行るプログラミング言語を教えてもらおうと思います。
検索結果
検索結果を見てみるとPythonやGo言語は今後伸びるとよく聞きますよね。
結果を見るに妥当なのではないでしょうか。
突然ですがPerplexityAIを使ったことがない人向けに赤枠箇所についてゆる~い説明をさせていただきます。
上記の画面キャプチャから画面構成を確認すると以下の通りになっています。
- TOPページのテキストボックスから入力した質問です。
- 回答に使用されたソースが表示されています。
- Web検索の内容や言語モデルが学習した知識などをまとめた回答が表示されます。
また、青枠で囲まれている箇所は、回答をする際に使用したソースを表示しているため、②のソースを押下するか回答内の番号を押下することで、参照先のソースに遷移することが出来ます。
こちらについては後ほど詳細を説明致します。
- 関連する写真や動画を見たり、回答内容を基に画像生成(DALL-Eを使用)が可能です。
※画像生成に関しては無料版を使用しているため、画面キャプチャには移っていません。
より信憑性の高いものを絞り込む
3の回答についてですが信憑性が薄いと自分で判断したソースを除くことも可能です。
回答最後まで行くと縦三点リーダーが存在するので押下し、「ソースを見る」を続けて押下します。
参照していたソースが出てくるので不要と思うソースにチェックを入れ、「〇のソースを削除」ボタンを押下します。
すると回答内容を再試行し表示してくれるようになります。
冒頭にもお話しましたが、AIによって回答してもらったものをさらに自分で情報を取捨選択し、再度分析・回答してくれるのでとても参考になりますね。
また、1~4が映っているキャプチャでは表示しきれていませんでしたが、関連する質問をAIがお勧めしてくれます。
関連エリアで表示されている行を押下すると、次の質問としてAIが回答してくれます。
内容によっては最初の質問以外自分で質問することなく、知りたいことを全てボタンを押すだけで知れるかもしれないですね。
ソースの参照元の限定
TOP画面に戻りますが、ソースの参照元を限定することも可能です。
調べ物の内容がYouTubeで見たいなどの要望があれば使用してみると便利かもしれません。
また、添付ボタンからテキストや画像、PDFなどをアップロードすることで言語モデルを使用することも可能です。
(質問のジャンルがコロコロ変わるのは気にしないでください笑)
より詳しく、より精度の高い検索
より長く詳細に回答が欲しい場合にはPROと書かれたトグルスイッチをオンにしてください。
オンにするとProでの検索残回数が表示されます。
通常の検索とは異なり、より多くのソース元からどういったプロセスでAIモデルがWeb検索し、回答を導いたのかが示されるため、より詳細に回答に信憑性を持つことが出来ます。
ライブラリ機能
ライブラリでは過去の質問内容を確認することが出来ます。
コレクション
先ほどの画面キャプチャ内に存在するコレクションを押下すると、ユーザの「何をしたいか、何を求めているか」といったニーズに合わせて事前情報や出力方法を追加・調整することが出来ます。
試しに夏季休暇が近いので旅行計画を作るのを手伝ってもらいます。
作成ボタンを押下するとコレクションが追加されたので、作成したコレクションを押下します。
コレクションを押下後質問をすることで、事前に記載した条件を基に回答をしてくれます。
※キャプチャ内では質問内容に関東を入れずに質問していますが、関東に絞ってスポットを教えてくれています。
感想
今後、調べる際には、ChatGPTやWeb検索ではなくPerplexity AIを使用しよううと思えるくらい便利だと思いました。
調べ物をするくらいであれば無料版でも問題なく使用できますが、より精度を高くしたい、画像生成などもしてもらいたい方は有料版も使用してみるとよいのではないでしょうか。
個人的には有料版にした場合、DALL-Eを使用して画像生成できるので、著作権をほぼ気にせず生成した写真を使えるのでブログを書く際に便利だなとも思いました。
最後に
つい最近ChatGPTが出たと思ったら、すでに上位互換になりそうなサービスが出てきて生成AIの技術の進歩は凄いですね。
少し紹介が長くなってしまいましたがPerplexity AIを少しでも使ってみたいという方がいらっしゃれば、この機会にぜひ使ってみてください。
きっと感動すると思います。
次回の投稿もPerplexity AIを使用したものになるかも?
それではまた。