こんにちは。よっぴーです。
以前、サクラエディタの便利機能トップ3という記事を書いたのですが、意外と反響が大きかったので、個人的に便利だと思う機能をほかにも紹介したいと思います。

1. 対括弧ジャンプ

地味に便利なショートカットです。コーディングしていると、画像のように縦に長くなって括弧の終わりがどこなのかわからなくなりますよね。

そういうときは、括弧にカーソルを合わせて、 Ctrl + ] キーを押しましょう。(]キーは Enter キーの左側にありますよ)

画像のように、15行目に合わせて、 Ctrl + ] キーを押すと、、、

53行目にカーソルが移動しました。15行目の対括弧は53行目にあるということがすぐにわかりましたね。非常に便利なので私はよく使っています。
実はサクラエディタだけでなく、Visual Studioなどでも同じキーで対括弧ジャンプできますので開発ツールでとりあえず試してみてもよいかもです。

2. マクロ記録&呼び出し

これは、全く同じ置換作業をするときなどに使うと作業効率が高くなります。

私はデバッグ中にSQL文を見てバグ修正などをしていますが、処理中のSQL文は変数の中では1行になってしまっていて、非常に見づらくてわかりづらくなってしまいます。
そんなときに、サクラエディタにそのSQL文を張り付けた後、保存したマクロを呼び出して置換をしてもらってSQL文を見やすい形に整形しています。

試しに以下のようなSQL文を用意しました。このままでは見づらいですのでこれを整形したいと思います。

SELECT T1.id,T1.first_name,T1.last_name,T1.department_id,( SELECT AVG(SUB1.height) FROM employee SUB1 WHERE T1.department_id = SUB1.department_id ) AS avg_height, ( SELECT MAX(SUB1.height) FROM employee SUB1 WHERE T1.department_id = SUB1.department_id ) AS max_height FROM employee T1;

まずは、これをサクラエディタに貼り付け、「ツール」→「キーマクロの記録開始」をクリックします。

そうすると、マクロが記録状態になります。これからサクラエディタで操作する内容が記録されますので、この状態で置換をしてSQL文を見やすい形にします。ほかのSQL文でも同じように置換できるように、なるべく汎用的になるように置換しましょう。

上記ではSQL文を見やすくするため、「FROM」の前に改行が入るように置換しています。他にも、SELECTやWHEREやカンマの前に改行を順に置換して、マクロに記録させましょう。

このようにSQL文が見やすくなりました。置換がすべて終わったら、「ツール」→「キーマクロの記録終了&保存」を押して、記録したマクロを保存します。そしたらちゃんとマクロが実行できるか確かめてみましょう。

試しに新規にサクラエディタを立ち上げ、「ツール」→「キーマクロの読み込み」を押して、さきほど保存したマクロファイルを選択しましょう。

最初の改行されていないSQL文を貼り付けて、「ツール」→「キーマクロの実行」を押すと、、、

このようにマクロで記録していた置換が一瞬で実行されます。今回のように汎用的にマクロを作成することで、いろいろなSQL文も同様に置換できますので、自分好みのマクロを考えて作成してみてください。

今回はこの辺にしたいと思います。
それではSee you next time