こんにちは。小川です。

ネクストでは月に一度、「幹部会議」と称して役職がついているメンバーで会議を行っています。ふだん別々の場所ではたらくことの多いメンバーが一同に介して、全社の情報共有や各プロジェクトの進捗の報告などを行います。

ある日のこと

僕は時どき役職がついていないメンバーを幹部会議に誘います。逆に「幹部会議に出たい」と言われればやはり招待します。ネクストの幹部会議は「偉いから参加する」のではなく、この会社の運営に参加したいメンバーなら誰が参加してもいい、と考えています。

じつはこれを書いている今日、幹部会議が開催されました。 すこし前の飲み会で「小川さん、幹部会議ってどんなことを話し合ってるんですか?」と聞いてくれたメンバーがいました。「気になるなら一回来てみたら?」と招待して、幹部会議に参加してもらいました。感想は聞いていませんが、会社が取り組んでいること、持っている課題などを共有できたと思います。こうした視点を共有することで自分を俯瞰し、会社やお客様に求められていることをよりクリアに認識することで、これまでとは違う仕事の取り組み方になってくれたらとても嬉しいです。

会議の中では役職の上下は関係なく、「自分はこう思う」を率直に言い合います。時にヒートアップすることもありますが、頼りない僕だからこそ、諌めてくれるメンバーの存在はとても貴重です。

会社は大きくなればなるほど、社長の声は大きくなります。でもそうではいけないと思います。耳の痛いようなことでも喜んで受け入れ、改善に焦点を当てるという姿勢でい続けたい。だからこそ、「言いやすい空気」というのは目に見えないけれども、とても大事な社風だと考えています。

もちろん最終的には責任者である僕が意思決定をします。時には諌めてくれたメンバーの意に沿わない決定になることもあるでしょう。ただ、僕ひとりで悩んで意思決定するのではなく、衆知を集めて最終的にそうなったというのでは、似ているようで実はまったく異なるものです。

目的の達成方法はひとつではありません。さまざまな考えを持つ人が集い、知恵を出し合い、会社を経営したいと思います。

もし、これを読んだメンバーが「幹部会議って一体どんなことをやっているんだ?」と思ったら、ぜひ幹部会議に参加してください。歓迎します。みなさんが思った以上に、会社をよりよくするために熱意を持って話し合っているんだ、ということがわかっていただけると思います。

それではSee you next time 👉