エンジニアとしてキャリアアップしていくと、2つの選択肢が出てくると思います。
フリーランスエンジニアと会社所属のエンジニアですね。
ネクストで働くということは会社所属のエンジニアとして働くということで、ざっくり言うと、会社と雇用の契約を結び、会社所属のエンジニアとして社内の開発に従事したり、客先に向かい開発に従事し会社から「給与」を貰うという働き方です。
フリーランスエンジニアは、会社に所属せずに自身で契約を結び、プロジェクトに対しての成果を「報酬」として得る働き方です。
どちらの働き方にもメリット・デメリットが存在すると思います。特徴を簡単にまとめると、
フリーランス
メリット
- 働き方を個々人で決めることができる
- プロジェクトを自分のスキルである程度自由に選択できる
- 自分の長所を生かした働き方ができる
- 状況によるが、収入アップを実現できる(可能性がある)
デメリット
- 収入が不安定になる可能性がある
- 事務的な仕事を含め、自分で対応する必要がある
- 福利厚生といった概念が存在しない
- プロジェクトにおけるキャリアアップが難しい(後述)
会社所属のエンジニア
メリット
- 福利厚生がしっかりしている
- 評価制度で成長をアピールすることができる
- 安定した給与が見込める
- プロジェクトにおけるキャリアアップが計画しやすい(後述)
- マネジメントスキルの向上が見込める
デメリット
- 会社所属ゆえの制限が存在する
- 急な給与アップは難しい
- 携わるプロジェクトを自分の意思のみで決定するのは難しい
ざっくりですが上記のようなことが言えるかと思います。
私も前回の転職の際に色々なことを考慮しました。
私がフリーランスではなく会社所属のエンジニアを選んだ一番の理由は、プロジェクトにおけるキャリアアップが計画しやすいからです。
フリーランスエンジニアになった時点からスキルアップするのはかなり大変です(できないことはありません)。例えばテスター時点でフリーランスになり、そこからプログラマーにスキルアップするのは大変ですし、上流工程に上がるのは更に大変です。
もちろん、向上心を持ってスキルアップしていくことは可能ですが、会社所属だと専門知識を持った人たちがバックアップしてくれながらキャリアアップしていくことが可能です。
私は会社に所属し、仲間と切磋琢磨しながら自分自身のスキルを磨いていきたいと考えているので、今の働き方に満足しています。
上述の通り、それぞれメリット・デメリットが存在します。
また、タイミングを考えることもとても重要です。自分のなりたい姿、キャリアプランをしっかり考慮していくことができれば失敗を少なくすることもできるかと思います。