こんにちは!
今回は製造する際に、差分比較で使われる「WinMerge」のいつか役に立つかもしれない、Excelファイルの比較方法と比較結果をExcelファイルで出力する方法を説明していきます。

そもそも「WinMerge」ってなんぞ?
2つのファイルやフォルダーを比較して相違点を色分け表示できるフリーソフトです。世代バックアップしているプログラムのソースファイルを、古い内容と最新の内容で比較したい場合などに便利で、結構なプロジェクトで採用されています。

1. Excelファイルの比較方法

Excelファイルを普通に差分比較しようとすると以下のように文字化けしますよね?

そんな時はこの方法を試してみましょう!

  1. 以下の 展開プラグインで開くを押下

  2. プラグインの選択 (展開プラグイン) のポップアップを開き、拡張子を無視してすべてのプラグインを表示するにチェックが付いていることを確認して OK を押下。

  3. 以下のように再描画され差分の比較が行えるようになります!

2. 比較結果をExcelファイルで出力する方法

続いて、上記で比較した結果をExcelファイルで出力しようと思いますが、そもそも何でExcelファイルで出力しようと思ったのかというとデフォルトのHTMLで出力したファイルだと横幅とか調整ができなく、行数が多いとき差分箇所を探すのが手間になります。(私の意見であり、個人差はあります…)

では、早速やってみましょう!!

  1. ツール から レポートの生成 を選択

  2. デフォルトは「HTMLファイル」になっていますが、すべてのファイル を選択、ファイル名の ~.xls ( .xlsxにすると破損します….仕様ですかね?)とExcelファイルの拡張子を入力し、保存 を押下

  3. 指定したフォルダに比較結果がExcelファイルで出力されますが、これで終わりではないです。作成したファイルを開いてみましょう。

  4. 開いてみるとExcelファイルで開かれますが、 名前を付けて保存 しようとするとHTMLファイルとなっています。


  5. ここで ファイルの種類 をExcel(ここでは .xlsx を選択しても大丈夫です!)に変更し、 ファイル名 から.htm を取り除いて保存すれば完了です!

3. 最後に

今回紹介した方法はあまり使われないですが、世の中に数多なプロジェクトがありますので、いつかこの知識が皆様の役に立つ日が来るかもしれないと思い、記載させていただきました。

それでは次回のuenonの活躍にもご期待してください!
See you next time👉