ChatGPTは収集した大規模なデータから利用者のリクエストに対し自然な文章での回答を生成することができ、企業での活用も期待されています。
今回取り上げる「Google Bard」はOpenAIのChatGPTに対し、Googleが出したチャットボットツールになります。
本記事で「Google Bard」の特徴や「ChatGPT」との違いを比較し、どちらが優れているかを考察していきたいと思います。
「Google Bard」とは
「Google Bard」とはOpenAIの「ChatGPT」に対し、Googleが出したチャットボットツールです。
Bardとは英語で「吟遊詩人」という意味で、その名の通り人間が話すような自然な文章で回答を返してくれることが期待されています。
日本においてGoogle Bardはまだ一般公開されておらず、残念ながらデモ版当初の評判は良くありませんでしたが、
ChatGPTに苦戦を強いることができる有能な機能に注目が集まっています。
Google Bardの特徴
Bardには以下の特徴があります。
Googleの検索システムと連携しているため、ChatGPTに比べると最新の情報についても質問することができます。
ただし、検索結果が必ずしも正確とは限らないという点はChatGPTと同様です。
現時点ではまだプラグインの活用はできませんが、Adobeなど様々なプラグインの導入が発表されています。
Googleが開発した対話アプリケーション向けの大規模言語モデル「LaMDA」と次世代モデル「PaLM2」を利用しているため、文章生成や言語パターンの予測能力が向上しています。
多言語に対応しており180超の国が利用対象になっていますが今後も広がっていくことが予想されます。
GoogleドキュメントやGmailにエクスポートすることも可能です。
ChatGPTとの比較
以下の観点で「Google Bard」と「ChatGPT」を比較しました。
ChatGPTの方が回答スピードでも優勢で、Google Bardは少し遅いと感じることがあります。
ただし、正式リリース前のため、正式版ではより速く正確な回答ができるようになる可能性があります。
回答の正確性はChatGPTの方が高く、ChatGPTはインターネット接続がないものの、人間が書いたような自然な文章に近い高精度の回答を生成します。
Google BardはGoogleの検索システムと連携していますが、単純な知識質問には対応できない場合があります。
ChatGPTはMicrosoft社の「Bing」
Google Bardは「Google」の検索システムを活用しています。
Google BardとChatGPTの両方とも参照元の提示機能はありませんでした。
どちらが優れているか?
現時点では「ChatGPT」に軍配が上がるかなといったところです。
ChatGPTは有料ですがプラグイン導入が既に可能であり、Google Bardより常に一歩先を行っている印象です。
とはいえGoogle Bardは創作の分野や情報の即時性ではChatGPTより優れており、
プラグインの導入がまだできないことも含めると今後の伸びしろに期待ができます。
まだ正式版ではないものの優っている特徴もあるため、状況やニーズに合わせて使いこなせると良いですね。