SI事業部の中村です。
異業種からエンジニア職に転向したい方に向けて「ネクストの研修はどんなことしてるの?」シリーズです。
5月に河邊さんに実施していただいたビジネスマナー講習を実施していただきました。本稿では講習を実施した意図と「ビスネスマナーがなぜ必要なのか」という自分なりの考えをまとめます。
ビジネスマナー講習を実施した意図
5月の社内イベントの勉強会にてビジネスマナー講習を実施しました。
まず第一に、一部の社員に未実施だったこと。第二に、私がプロジェクトリーダーを果たす上で「ビジネスマナーが求められている」と痛感したこと。第三に各メンバーの将来を考えてのこと。
以上のことから社内イベントで社員が集まる日に実施いたしました。
私自身も社会に出てしばらく経っていますが、講習に参加してみて、お客様先に訪問した際の席の座り方などを再確認し、とても勉強になりました。
ビジネスマナーは何のためにあるのか
さて、ここからが今回のブログの本題です。
そもそもビジネスマナーとはなにか。そしてビジネスマナーは必要なのでしょうか。
ビジネスマナーとはウィキペディアでは以下のことを指すそうです。
社会人が企業等で働く上で必要となるマナー(作法)のことである。和製英語であり、英語では”business etiquette”と表記する。
引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%81%E6%A5%AD
だいたい私たちが「ビジネスマナー」と聞いて想像するような意味であり、誰もが知っている当たり前のことです。企業間において、取引や打ち合わせをする際、ビジネスマナーを知らないと確実に悪印象を与える一方で、ビジネスマナーを知って実践できていれば好印象を生み、機会の獲得の好材料になるはずです。
ビジネスマナーの必要性
「そもそもビジネスマナーなんてなければ覚える必要がないのでは?」
「そんなことを気にしているからビジネスマナーなるものができたのでは?」
と、ひねくれ者の中村は昔よく考えていました。
自分みたいな考えを持っている人も日本中の中にチラホラいるのではないか・・・・と思います。
今の私の考えとしては「みんながみんな自分と同じ考えではないからこそ、ビジネスマナーというわかりやすい指標」が必要であり、ビジネスマナーの存在意義だと思います。
性善説に立ち、自分も相手も双方が尊重している前提であれば不要なものもあるとは思いますが、そうはならないのがこの世の常です。
わかりやすい指標やルール・規格みたいなものがなければ、不快に思う人もいますし、そういうものがあればこそ、ビジネス上の取引や打ち合わせが成立すると私は思います。
「そんな社風の会社に入らなきゃいいではないか」
と、やはり昔の中村はすぐ揚げ足を取っていました。
しかしそれも間違いだと今の中村は考えます。
法人であれ個人であれ、営利的な存在である以上、機会を損なうような行動は極力控えるべきであり、その最たるものが「相手に失礼を与えない」ことです。相手との関係はビジネスマナーを基本としているからこそ、普段、失礼を感じないのです。
これらのことからビジネスマナーというのは使う機会が少ない若いうちからしっかりと意識しておく必要があります。対象がお客様であれ、自社のメンバーであれ、外部パートナーであれ、しっかりと意識すると必ず利益につながると思います。
これは必要なビジネスマナーなのか?
ここまでビジネスマナーに対する個人的な思いや考えを記載しました。
ビジネスマナー自体は必要なものではあるが、すこしやりすぎな風潮が昨今見受けられます。
最近話題になったリモート会議などでの表示順番など、「ここまでやる必要があるのか?」というビジネスマナーがあります。
これは流石にやりすぎかなと思います。
おそらくビジネスマナーの席次などからこのようなことを気にする方がいるのだと思います。
本来、ビジネスマナーは相手を敬う、尊重する、不快にさせないようにする、など「相手への思いやり」が表面に出たものからはじまっているものだと考えられ、会議に入る順番を決めたりなどはむしろ行き過ぎた形式上のものであって、かえって手間になっていると考えます。
社会全体としてビジネスマナーについてもっと議論し、しっかりと原点に帰る必要があると私は考えますし、いきすぎた形式上のマナーは害になると啓発していくことも大事だと思います。
最後に
長々と今回も自分の考えを書き連ねてしまいました。
しかし以前、自身も転職組ということを記事に書きました。
自分のように異業種からIT業界に転向したい方に対してネクストの研修制度はどのようなものか、それを構築している人たちがどのような思いや考えで実施に取り組んでいるかを記載することで、少しでもネクストに興味を持ってもらえればと考え、今回はこのような投稿を行いました。